Q.まな板に黒カビが…

「まな板に黒カビが生えてきて困っています。洗剤をつけてゴシゴシこすったり、漂白剤に漬け置きしたりしてカビを落としていますが、繰り返すうちに落ちないカビも出てきてしまい、包丁の傷跡に沿って黒ずんできています。手間のかからない良い対処法はないでしょうか?」

A.黒カビの原因

黒カビの原因は菌と水分、養分、温度です。これらの条件が揃うと黒ずみの原因となるカビが繁殖していきます。まな板を使った後に汚れをしっかり落とし、水を切り、乾かすことが防カビ対策と言えるでしょう。しかし、毎日使うまな板ですから微細な汚れや菌を落としきるには限界があります。大抵の人は、まな板の黒ずみを見て見ぬふりをしたり、諦めてしまいます。

黒ずみを落とすにはクレンザーなどの研磨剤の入った洗剤で洗うと落ちやすいです。予防方法として週に1?2回、まな板を洗ったあとに熱湯で殺菌するのも効果的。粗塩や重曹をすり込んで殺菌する方法もあります。

青森ヒバの性質に防菌、防カビ効果があります。青森ヒバにはカビや菌に対して非常に強い抗体があり、樹脂素材のまな板よりも優れているのはもちろん、お手入れ次第では10年以上愛用できるほど丈夫で、天然木のまな板の中でも最高の素材と言えます。