青森県風間浦村には、体育館の梁や直線80mの廊下など…地域の木材「青森ヒバ」をふんだんに使用した小学校「蛇浦小学校」があります。
学校は、この春の統廃合で新校舎へ移ります。
先日、現校舎で行われた最後の子どもの行事「蛇浦小を卒業する式」を紹介します。
興味深いのは、この行事は全て子どもたちが計画して行っているという点。
行事内容:3部構成
■第1部:在校生(1~5年生)が卒業生をもてなす会
卒業生へのプレゼントとして、色紙ならぬ「ヒバ板の感謝状」を贈呈。 文字は、全て5年生が写し墨で一字一字仕上げました。
■第2部:卒業生特製カレーをみんなで食べる会
■第3部:卒業生が企画した在校生(1~5年生)のための卒業式
蛇浦小の名で卒業できない在校生のために卒業生が先生役を務めて「青森ヒバでできた証書」を手渡しました。
証書を渡す時に卒業生が在校生にかけた言葉
「蛇浦小は自慢のヒバの校舎です。 この証書を手にする度に感じるヒバの香りで,蛇浦小のことを思い出してください。」