抗菌・防カビ・防臭の青森ヒバ!と日頃から謳っているわいどの木としては、ちゃんと実験して結果を見せる義務があります。実際にやってみて一番驚いたのは私たちかもしれません。これからも自信を持って青森ヒバの魅力を伝えていく材料にもなりました。
カビの発生を観察してみる
シャーレに寒天培地を流し込み、「青森ヒバチップ」「青森ヒバボード(おが粉を圧縮したもの)」「杉板」「食品」をそれぞれのせています。
そのまま2~3時間空気中ににさらして、カビ類が自然に発生するようにしました。
3日間放置!
室温27℃湿度60%程度の部屋に3日間置いた後の画像です。同じ場所、同じ条件なのに、寒天へのカビの付き方が明らかに異なるのがおわかりいただけると思います。食品はこの時期はあっという間にこうなるのは、日常の経験からも納得ですが、木材の違いが短期間でこれほど出るのは意外でした。
驚きの実験結果に
上に載せていた「ヒバチップ」「ヒバボード」「杉板」「おまんじゅう」を取り除いて写真を撮りました。
青森ヒバの防カビ効果がよくおわかりいただけると思います。
特に注目なのが「ヒバボード」です。マットの周囲にはほんのわずかにカビが発生していますが、マットを置いていた部分にはカビの発生が認められませんでした。隣の杉板が寒天の全体にカビが広がっているのと比べると、ヒバの有効成分が目に見えます!
「ヒバチップ」はおそらく、表面がデコボコしているため寒天に触れていない部分にカビが発生したものと思われます。
日ごろ青森ヒバに接しているわたしたちも想像以上の結果が出て驚きました!